1イエスはこれらの言葉をすべて語り終えてから、弟子たちに言われた。 2「あなたがたが知っているとおり、ふつかの後には過越の祭になるが、人の子は十字架につけられるために引き渡される」。 3そのとき、祭司長たちや民の長老たちが、カヤパという大祭司の中庭に集まり、 4策略をもってイエスを捕えて殺そうと相談した。 5しかし彼らは言った、「祭の間はいけない。民衆の中に騒ぎが起るかも知れない」。 6さて、イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家におられたとき、 7ひとりの女が、高価な香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、イエスに近寄り、食事の席についておられたイエスの頭に香油を注ぎかけた。 8すると、弟子たちはこれを見て憤って言った、「なんのためにこんなむだ使をするのか。 9それを高く売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。 10イエスはそれを聞いて彼らに言われた、「なぜ、女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。 11貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつも一緒にいるわけではない。 12この女がわたしのからだにこの香油を注いだのは、わたしの葬りの用意をするためである。 13よく聞きなさい。全世界のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所では、この女のした事も記念として語られるであろう」。 14時に、十二弟子のひとりイスカリオテのユダという者が、祭司長たちのところに行って 15言った、「彼をあなたがたに引き渡せば、いくらくださいますか」。すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。 16その時から、ユダはイエスを引きわたそうと、機会をねらっていた。 17さて、除酵祭の第一日に、弟子たちはイエスのもとにきて言った、「過越の食事をなさるために、わたしたちはどこに用意をしたらよいでしょうか」。 18イエスは言われた、「市内にはいり、かねて話してある人の所に行って言いなさい、『先生が、わたしの時が近づいた、あなたの家で弟子たちと一緒に過越を守ろうと、言っておられます』」。 19弟子たちはイエスが命じられたとおりにして、過越の用意をした。 20夕方になって、イエスは十二弟子と一緒に食事の席につかれた。 21そして、一同が食事をしているとき言われた、「特にあなたがたに言っておくが、あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」。 22弟子たちは非常に心配して、つぎつぎに「主よ、まさか、わたしではないでしょう」と言い出した。 23イエスは答えて言われた、「わたしと一緒に同じ鉢に手を入れている者が、わたしを裏切ろうとしている。 24たしかに人の子は、自分について書いてあるとおりに去って行く。しかし、人の子を裏切るその人は、わざわいである。その人は生れなかった方が、彼のためによかったであろう」。 25イエスを裏切ったユダが答えて言った、「先生、まさか、わたしではないでしょう」。イエスは言われた、「いや、あなただ」。 26一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してこれをさき、弟子たちに与えて言われた、「取って食べよ、これはわたしのからだである」。 27また杯を取り、感謝して彼らに与えて言われた、「みな、この杯から飲め。 28これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。 29あなたがたに言っておく。わたしの父の国であなたがたと共に、新しく飲むその日までは、わたしは今後決して、ぶどうの実から造ったものを飲むことをしない」。 30彼らは、さんびを歌った後、オリブ山へ出かけて行った。 31そのとき、イエスは弟子たちに言われた、「今夜、あなたがたは皆わたしにつまずくであろう。『わたしは羊飼を打つ。そして、羊の群れは散らされるであろう』と、書いてあるからである。 32しかしわたしは、よみがえってから、あなたがたより先にガリラヤへ行くであろう」。 33するとペテロはイエスに答えて言った、「たとい、みんなの者があなたにつまずいても、わたしは決してつまずきません」。 34イエスは言われた、「よくあなたに言っておく。今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言うだろう」。 35ペテロは言った、「たといあなたと一緒に死なねばならなくなっても、あなたを知らないなどとは、決して申しません」。弟子たちもみな同じように言った。 36それから、イエスは彼らと一緒に、ゲツセマネという所へ行かれた。そして弟子たちに言われた、「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここにすわっていなさい」。 37そしてペテロとゼベダイの子ふたりとを連れて行かれたが、悲しみを催しまた悩みはじめられた。 38そのとき、彼らに言われた、「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、わたしと一緒に目をさましていなさい」。 39そして少し進んで行き、うつぶしになり、祈って言われた、「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」。 40それから、弟子たちの所にきてごらんになると、彼らが眠っていたので、ペテロに言われた、「あなたがたはそんなに、ひと時もわたしと一緒に目をさましていることが、できなかったのか。 41誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」。 42また二度目に行って、祈って言われた、「わが父よ、この杯を飲むほかに道がないのでしたら、どうか、みこころが行われますように」。 43またきてごらんになると、彼らはまた眠っていた。その目が重くなっていたのである。 44それで彼らをそのままにして、また行って、三度目に同じ言葉で祈られた。 45それから弟子たちの所に帰ってきて、言われた、「まだ眠っているのか、休んでいるのか。見よ、時が迫った。人の子は罪人らの手に渡されるのだ。 46立て、さあ行こう。見よ、わたしを裏切る者が近づいてきた」。 47そして、イエスがまだ話しておられるうちに、そこに、十二弟子のひとりのユダがきた。また祭司長、民の長老たちから送られた大ぜいの群衆も、剣と棒とを持って彼についてきた。 48イエスを裏切った者が、あらかじめ彼らに、「わたしの接吻する者が、その人だ。その人をつかまえろ」と合図をしておいた。 49彼はすぐイエスに近寄り、「先生、いかがですか」と言って、イエスに接吻した。 50しかし、イエスは彼に言われた、「友よ、なんのためにきたのか」。このとき、人々が進み寄って、イエスに手をかけてつかまえた。 51すると、イエスと一緒にいた者のひとりが、手を伸ばして剣を抜き、そして大祭司の僕に切りかかって、その片耳を切り落した。 52そこで、イエスは彼に言われた、「あなたの剣をもとの所におさめなさい。剣をとる者はみな、剣で滅びる。 53それとも、わたしが父に願って、天の使たちを十二軍団以上も、今つかわしていただくことができないと、あなたは思うのか。 54しかし、それでは、こうならねばならないと書いてある聖書の言葉は、どうして成就されようか」。 55そのとき、イエスは群衆に言われた、「あなたがたは強盗にむかうように、剣や棒を持ってわたしを捕えにきたのか。わたしは毎日、宮ですわって教えていたのに、わたしをつかまえはしなかった。 56しかし、すべてこうなったのは、預言者たちの書いたことが、成就するためである」。そのとき、弟子たちは皆イエスを見捨てて逃げ去った。 57さて、イエスをつかまえた人たちは、大祭司カヤパのところにイエスを連れて行った。そこには律法学者、長老たちが集まっていた。 58ペテロは遠くからイエスについて、大祭司の中庭まで行き、そのなりゆきを見とどけるために、中にはいって下役どもと一緒にすわっていた。 59さて、祭司長たちと全議会とは、イエスを死刑にするため、イエスに不利な偽証を求めようとしていた。 60そこで多くの偽証者が出てきたが、証拠があがらなかった。しかし、最後にふたりの者が出てきて 61言った、「この人は、わたしは神の宮を打ちこわし、三日の後に建てることができる、と言いました」。 62すると、大祭司が立ち上がってイエスに言った、「何も答えないのか。これらの人々があなたに対して不利な証言を申し立てているが、どうなのか」。 63しかし、イエスは黙っておられた。そこで大祭司は言った、「あなたは神の子キリストなのかどうか、生ける神に誓ってわれわれに答えよ」。 64イエスは彼に言われた、「あなたの言うとおりである。しかし、わたしは言っておく。あなたがたは、間もなく、人の子が力ある者の右に座し、天の雲に乗って来るのを見るであろう」。 65すると、大祭司はその衣を引き裂いて言った、「彼は神を汚した。どうしてこれ以上、証人の必要があろう。あなたがたは今このけがし言を聞いた。 66あなたがたの意見はどうか」。すると、彼らは答えて言った、「彼は死に当るものだ」。 67それから、彼らはイエスの顔につばきをかけて、こぶしで打ち、またある人は手のひらでたたいて言った、 68「キリストよ、言いあててみよ、打ったのはだれか」。 69ペテロは外で中庭にすわっていた。するとひとりの女中が彼のところにきて、「あなたもあのガリラヤ人イエスと一緒だった」と言った。 70するとペテロは、みんなの前でそれを打ち消して言った、「あなたが何を言っているのか、わからない」。 71そう言って入口の方に出て行くと、ほかの女中が彼を見て、そこにいる人々にむかって、「この人はナザレ人イエスと一緒だった」と言った。 72そこで彼は再びそれを打ち消して、「そんな人は知らない」と誓って言った。 73しばらくして、そこに立っていた人々が近寄ってきて、ペテロに言った、「確かにあなたも彼らの仲間だ。言葉づかいであなたのことがわかる」。 74彼は「その人のことは何も知らない」と言って、激しく誓いはじめた。するとすぐ鶏が鳴いた。 75ペテロは「鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と言われたイエスの言葉を思い出し、外に出て激しく泣いた。
1When Jesus had finished all these words, he said to his disciples, 2“You know that after two days the Passover is coming, and the Son of Man will be delivered up to be crucified.” 3Then the chief priests, the scribes, and the elders of the people were gathered together in the court of the high priest, who was called Caiaphas. 4They took counsel together that they might take Jesus by deceit, and kill him. 5But they said, “Not during the feast, lest a riot occur among the people.” 6Now when Jesus was in Bethany, in the house of Simon the leper, 7a woman came to him having an alabaster jar of very expensive ointment, and she poured it on his head as he sat at the table. 8But when his disciples saw this, they were indignant, saying, “Why this waste? 9For this ointment might have been sold for much, and given to the poor.” 10However, knowing this, Jesus said to them, “Why do you trouble the woman? Because she has done a good work for me. 11For you always have the poor with you; but you don’t always have me. 12For in pouring this ointment on my body, she did it to prepare me for burial. 13Most certainly I tell you, wherever this Good News is preached in the whole world, what this woman has done will also be spoken of as a memorial of her.” 14Then one of the twelve, who was called Judas Iscariot, went to the chief priests, 15and said, “What are you willing to give me, that I should deliver him to you?” They weighed out for him thirty pieces of silver. 16From that time he sought opportunity to betray him. 17Now on the first day of unleavened bread, the disciples came to Jesus, saying to him, “Where do you want us to prepare for you to eat the Passover?” 18He said, “Go into the city to a certain person, and tell him, ‘The Teacher says, “My time is at hand. I will keep the Passover at your house with my disciples.”’” 19The disciples did as Jesus commanded them, and they prepared the Passover. 20Now when evening had come, he was reclining at the table with the twelve disciples. 21As they were eating, he said, “Most certainly I tell you that one of you will betray me.” 22They were exceedingly sorrowful, and each began to ask him, “It isn’t me, is it, Lord?” 23He answered, “He who dipped his hand with me in the dish, the same will betray me. 24The Son of Man goes, even as it is written of him, but woe to that man through whom the Son of Man is betrayed! It would be better for that man if he had not been born.” 25Judas, who betrayed him, answered, “It isn’t me, is it, Rabbi?” He said to him, “You said it.” 26As they were eating, Jesus took bread, gave thanks for it, and broke it. He gave to the disciples, and said, “Take, eat; this is my body.” 27He took the cup, gave thanks, and gave to them, saying, “All of you drink it, 28for this is my blood of the new covenant, which is poured out for many for the remission of sins. 29But I tell you that I will not drink of this fruit of the vine from now on, until that day when I drink it anew with you in my Father’s Kingdom.” 30When they had sung a hymn, they went out to the Mount of Olives. 31Then Jesus said to them, “All of you will be made to stumble because of me tonight, for it is written, ‘I will strike the shepherd, and the sheep of the flock will be scattered.’ 32But after I am raised up, I will go before you into Galilee.” 33But Peter answered him, “Even if all will be made to stumble because of you, I will never be made to stumble.” 34Jesus said to him, “Most certainly I tell you that tonight, before the rooster crows, you will deny me three times.” 35Peter said to him, “Even if I must die with you, I will not deny you.” All of the disciples also said likewise. 36Then Jesus came with them to a place called Gethsemane, and said to his disciples, “Sit here, while I go there and pray.” 37He took with him Peter and the two sons of Zebedee, and began to be sorrowful and severely troubled. 38Then he said to them, “My soul is exceedingly sorrowful, even to death. Stay here, and watch with me.” 39He went forward a little, fell on his face, and prayed, saying, “My Father, if it is possible, let this cup pass away from me; nevertheless, not what I desire, but what you desire.” 40He came to the disciples, and found them sleeping, and said to Peter, “What, couldn’t you watch with me for one hour? 41Watch and pray, that you don’t enter into temptation. The spirit indeed is willing, but the flesh is weak.” 42Again, a second time he went away, and prayed, saying, “My Father, if this cup can’t pass away from me unless I drink it, your desire be done.” 43He came again and found them sleeping, for their eyes were heavy. 44He left them again, went away, and prayed a third time, saying the same words. 45Then he came to his disciples, and said to them, “Sleep on now, and take your rest. Behold, the hour is at hand, and the Son of Man is betrayed into the hands of sinners. 46Arise, let’s be going. Behold, he who betrays me is at hand.” 47While he was still speaking, behold, Judas, one of the twelve, came, and with him a great multitude with swords and clubs, from the chief priest and elders of the people. 48Now he who betrayed him gave them a sign, saying, “Whoever I kiss, he is the one. Seize him.” 49Immediately he came to Jesus, and said, “Hail, Rabbi!” and kissed him. 50Jesus said to him, “Friend, why are you here?” Then they came and laid hands on Jesus, and took him. 51Behold, one of those who were with Jesus stretched out his hand, and drew his sword, and struck the servant of the high priest, and struck off his ear. 52Then Jesus said to him, “Put your sword back into its place, for all those who take the sword will die by the sword. 53Or do you think that I couldn’t ask my Father, and he would even now send me more than twelve legions of angels? 54How then would the Scriptures be fulfilled that it must be so?” 55In that hour Jesus said to the multitudes, “Have you come out as against a robber with swords and clubs to seize me? I sat daily in the temple teaching, and you didn’t arrest me. 56But all this has happened, that the Scriptures of the prophets might be fulfilled.” Then all the disciples left him, and fled. 57Those who had taken Jesus led him away to Caiaphas the high priest, where the scribes and the elders were gathered together. 58But Peter followed him from a distance, to the court of the high priest, and entered in and sat with the officers, to see the end. 59Now the chief priests, the elders, and the whole council sought false testimony against Jesus, that they might put him to death; 60and they found none. Even though many false witnesses came forward, they found none. But at last two false witnesses came forward, 61and said, “This man said, ‘I am able to destroy the temple of God, and to build it in three days.’” 62The high priest stood up, and said to him, “Have you no answer? What is this that these testify against you?” 63But Jesus held his peace. The high priest answered him, “I adjure you by the living God, that you tell us whether you are the Christ, the Son of God.” 64Jesus said to him, “You have said it. Nevertheless, I tell you, after this you will see the Son of Man sitting at the right hand of Power, and coming on the clouds of the sky.” 65Then the high priest tore his clothing, saying, “He has spoken blasphemy! Why do we need any more witnesses? Behold, now you have heard his blasphemy. 66What do you think?” They answered, “He is worthy of death!” 67Then they spit in his face and beat him with their fists, and some slapped him, 68saying, “Prophesy to us, you Christ! Who hit you?” 69Now Peter was sitting outside in the court, and a maid came to him, saying, “You were also with Jesus, the Galilean!” 70But he denied it before them all, saying, “I don’t know what you are talking about.” 71When he had gone out onto the porch, someone else saw him, and said to those who were there, “This man also was with Jesus of Nazareth.” 72Again he denied it with an oath, “I don’t know the man.” 73After a little while those who stood by came and said to Peter, “Surely you are also one of them, for your speech makes you known.” 74Then he began to curse and to swear, “I don’t know the man!” Immediately the rooster crowed. 75Peter remembered the word which Jesus had said to him, “Before the rooster crows, you will deny me three times.” He went out and wept bitterly.
1En het is geschied, als Jezus al deze woorden geeindigd had, dat Hij tot Zijn discipelen zeide: 2Gij weet, dat na twee dagen het pascha is, en de Zoon des mensen zal overgeleverd worden, om gekruisigd te worden. 3Toen vergaderden de overpriesters en de Schriftgeleerden, en de ouderlingen des volks, in de zaal des hogepriesters, die genaamd was Kajafas; 4En zij beraadslaagden te zamen, dat zij Jezus met listigheid vangen en doden zouden. 5Doch zij zeiden: Niet in het feest, opdat er geen oproer worde onder het volk. 6Als nu Jezus te Bethanie was, ten huize van Simon, de melaatse, 7Kwam tot Hem een vrouw, hebbende een albasten fles met zeer kostelijke zalf, en goot ze uit op Zijn hoofd, daar Hij aan tafel zat. 8En Zijn discipelen, dat ziende, namen het zeer kwalijk, zeggende: Waartoe dit verlies? 9Want deze zalf had kunnen duur verkocht, en de penningen den armen gegeven worden. 10Maar Jezus, zulks verstaande, zeide tot hen: Waarom doet gij deze vrouw moeite aan? want zij heeft een goed werk aan Mij gewrocht. 11Want de armen hebt gij altijd met u, maar Mij hebt gij niet altijd. 12Want als zij deze zalf op Mijn lichaam gegoten heeft, zo heeft zij het gedaan tot een voorbereiding van Mijn begrafenis. 13Voorwaar zeg Ik u: Alwaar dit Evangelie gepredikt zal worden in de gehele wereld, daar zal ook tot haar gedachtenis gesproken worden van hetgeen zij gedaan heeft. 14Toen ging een van de twaalven, genaamd Judas Iskariot, tot de overpriesters, 15En zeide: Wat wilt gij mij geven, en ik zal Hem u overleveren? En zij hebben hem toegelegd dertig zilveren penningen. 16En van toen af zocht hij gelegenheid, opdat hij Hem overleveren mocht. 17En op den eerste dag der ongehevelde broden kwamen de discipelen tot Jezus, zeggende tot Hem: Waar wilt Gij, dat wij U bereiden het pascha te eten? 18En Hij zeide: Gaat heen in de stad, tot zulk een, en zegt hem: De Meester zegt: Mijn tijd is nabij, Ik zal bij u het pascha houden met Mijn discipelen. 19En de discipelen deden, gelijk Jezus hun bevolen had, en bereidden het pascha. 20En als het avond geworden was, zat Hij aan met de twaalven. 21En toen zij aten, zeide Hij: Voorwaar, Ik zeg u, dat een van u Mij zal verraden. 22En zij, zeer bedroefd geworden zijnde, begon een iegelijk van hen tot Hem te zeggen: Ben ik het, Heere? 23En Hij, antwoordende, zeide: Die de hand met Mij in den schotel indoopt, die zal Mij verraden. 24De Zoon des mensen gaat wel heen, gelijk van Hem geschreven is; maar wee dien mens, door welken de Zoon des mensen verraden wordt; het ware hem goed, zo die mens niet geboren was geweest. 25En Judas, die Hem verried, antwoordde en zeide: Ben ik het, Rabbi? Hij zeide tot hem: Gij hebt het gezegd. 26En als zij aten, nam Jezus het brood, en gezegend hebbende, brak Hij het, en gaf het den discipelen, en zeide: Neemt, eet, dat is Mijn lichaam. 27En Hij nam den drinkbeker, en gedankt hebbende, gaf hun dien, zeggende: Drinkt allen daaruit; 28Want dat is Mijn bloed, het bloed des Nieuwen Testaments, hetwelk voor velen vergoten wordt, tot vergeving der zonden. 29En Ik zeg u, dat Ik van nu aan niet zal drinken van de vrucht des wijnstoks, tot op dien dag, wanneer Ik met u dezelve nieuw zal drinken in het Koninkrijk Mijns Vaders. 30En als zij den lofzang gezongen hadden, gingen zij uit naar den Olijfberg. 31Toen zeide Jezus tot hen: Gij zult allen aan Mij geergerd worden in deze nacht; want er is geschreven: Ik zal den Herder slaan, en de schapen der kudde zullen verstrooid worden. 32Maar nadat Ik zal opgestaan zijn, zal Ik u voorgaan naar Galilea. 33Doch Petrus, antwoordende, zeide tot Hem: Al werden zij ook allen aan U geergerd, ik zal nimmermeer geergerd worden. 34Jezus zeide tot hem: Voorwaar, Ik zeg u, dat gij in dezen zelfden nacht, eer de haan gekraaid zal hebben, Mij driemaal zult verloochenen. 35Petrus zeide tot Hem: Al moest ik ook met U sterven, zo zal ik U geenszins verloochenen! Desgelijks zeiden ook al de discipelen. 36Toen ging Jezus met hen in een plaats genaamd Gethsemane, en zeide tot de discipelen: Zit hier neder, totdat Ik heenga, en aldaar zal gebeden hebben. 37En met Zich nemende Petrus, en de twee zonen van Zebedeus, begon Hij droevig en zeer beangst te worden. 38Toen zeide Hij tot hen: Mijn ziel is geheel bedroefd tot den dood toe; blijft hier en waakt met Mij. 39En een weinig voortgegaan zijnde, viel Hij op Zijn aangezicht, biddende en zeggende: Mijn Vader, indien het mogelijk is, laat dezen drinkbeker van Mij voorbijgaan? doch niet, gelijk Ik wil, maar gelijk Gij wilt. 40En Hij kwam tot de discipelen en vond hen slapende, en zeide tot Petrus: Kunt gij dan niet een uur met Mij waken? 41Waakt en bidt, opdat gij niet in verzoeking komt; de geest is wel gewillig, maar het vlees is zwak. 42Wederom ten tweeden male heengaande, bad Hij, zeggende: Mijn Vader! Indien deze drinkbeker van Mij niet voorbij kan gaan, tenzij dat Ik hem drinke, Uw wil geschiede! 43En komende bij hen, vond Hij hen wederom slapende; want hun ogen waren bezwaard. 44En hen latende, ging Hij wederom heen, en bad ten derden male, zeggende dezelfde woorden. 45Toen kwam Hij tot Zijn discipelen, en zeide tot hen: Slaapt nu voort, en rust; ziet, de ure is nabij gekomen, en de Zoon des mensen wordt overgeleverd in de handen der zondaren. 46Staat op, laat ons gaan; ziet, hij is nabij, die Mij verraadt. 47En als Hij nog sprak, ziet, Judas, een van de twaalven, kwam, en met hem een grote schare, met zwaarden en stokken, gezonden van de overpriesters en ouderlingen des volks. 48En die Hem verried, had hun een teken gegeven, zeggende: Dien ik zal kussen, Dezelve is het, grijpt Hem. 49En terstond komende tot Jezus, zeide hij: Wees gegroet, Rabbi! en hij kuste Hem. 50Maar Jezus zeide tot hem: Vriend! waartoe zijt gij hier! Toen kwamen zij toe, en sloegen de handen aan Jezus en grepen Hem. 51En ziet, een van degenen, die met Jezus waren, de hand uitstekende, trok zijn zwaard uit, en slaande den dienstknecht des hogepriesters, hieuw zijn oor af. 52Toen zeide Jezus tot hem: Keer uw zwaard weder in zijn plaats; want allen, die het zwaard nemen, zullen door het zwaard vergaan. 53Of meent gij, dat Ik Mijn Vader nu niet kan bidden, en Hij zal Mij meer dan twaalf legioenen engelen bijzetten? 54Hoe zouden dan de Schriften vervuld worden, die zeggen, dat het alzo geschieden moet? 55Ter zelfder ure sprak Jezus tot de scharen: Gij zijt uitgegaan als tegen een moordenaar, met zwaarden en stokken, om Mij te vangen; dagelijks zat Ik bij u, lerende in den tempel, en gij hebt Mij niet gegrepen; 56Doch dit alles is geschied, opdat de Schriften der profeten zouden vervuld worden. Toen vluchtten al de discipelen, Hem verlatende. 57Die nu Jezus gevangen hadden, leidden Hem heen tot Kajafas, den hogepriester, alwaar de Schriftgeleerden en ouderlingen vergaderd waren. 58En Petrus volgde Hem van verre tot aan de zaal des hogepriesters, en binnengegaan zijnde, zat hij bij de dienaren, om het einde te zien. 59En de overpriesters, en de ouderlingen, en de gehele grote raad zochten valse getuigenis tegen Jezus, opdat zij Hem doden mochten; en vonden niet. 60En hoewel er vele valse getuigen toegekomen waren, zo vonden zij toch niet. 61Maar ten laatste kwamen twee valse getuigen, en zeiden: Deze heeft gezegd: Ik kan den tempel Gods afbreken, en in drie dagen denzelven opbouwen. 62En de hogepriester, opstaande, zeide tot Hem: Antwoordt Gij niets? Wat getuigen dezen tegen U? 63Doch Jezus zweeg stil. En de hogepriester, antwoordende, zeide tot Hem: Ik bezweer U bij den levenden God, dat Gij ons zegt, of Gij zijt de Christus, de Zoon van God? 64Jezus zeide tot hem: Gij hebt het gezegd. Doch Ik zeg ulieden: Van nu aan zult gij zien den Zoon des mensen, zittende ter rechter hand der kracht Gods, en komende op de wolken des hemels. 65Toen verscheurde de hogepriester zijn klederen, zeggende: Hij heeft God gelasterd, wat hebben wij nog getuigen van node? Ziet, nu hebt gij Zijn gods lastering gehoord. 66Wat dunkt ulieden? En zij, antwoordende, zeiden: Hij is des doods schuldig. 67Toen spogen zij in Zijn aangezicht, en sloegen Hem met vuisten. 68En anderen gaven Hem kinnebakslagen, zeggende: Profeteer ons, Christus, wie is het, die U geslagen heeft? 69En Petrus zat buiten in de zaal; en een dienstmaagd kwam tot hem, zeggende: Gij waart ook met Jezus, den Galileer. 70Maar hij loochende het voor allen, zeggende: Ik weet niet, wat gij zegt. 71En als hij naar de voorpoort uitging, zag hem een andere dienstmaagd, en zeide tot degenen, die aldaar waren: Deze was ook met Jezus den Nazarener. 72En hij loochende het wederom met een eed, zeggende: Ik ken den Mens niet. 73En een weinig daarna, die er stonden, bijkomende, zeiden tot Petrus: Waarlijk, gij zijt ook van die, want ook uw spraak maakt u openbaar. 74Toen begon hij zich te vervloeken, en te zweren: Ik ken den Mens niet. 75En terstond kraaide de haan; en Petrus werd indachtig het woord van Jezus, Die tot hem gezegd had: Eer de haan gekraaid zal hebben, zult gij Mij driemaal verloochenen. En naar buiten gaande, weende hij bitterlijk.
Enterキーでこの節に色をつけたり、メモを書いたり、コピーしたりできます。矢印キーで次の節へ移動します。
節番号は選んだ翻訳に従います。いくつかの章では一節ずれることがあります。